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的な考その2

実家に過ごすようになってから、
帰宅すると姉か父が居間でテレビを観ている。
以前、一人暮らしの時または二人暮らしの時は、
ほとんどテレビを観なかった。
観るとしたらNHKか教育に照準が絞られていたので、
とかく芸能情報にオレは非常に疎い。

帰宅して居間でメシを喰おうとすると姉が
賑やかでやかましいバラエッティー番組を観ているので、
オレもなんとなく観ることになっている。
昨日など「うたばん(かな?)」という番組で
チャラい若者がオレより音痴な唄をさらけ出していたのだが、
これは誰だか分かるか、と姉が問うので、
若いしチャラけているから、イシカワリョウか、と答えると、
姉は苦笑してその男の正体を教えてくれたけどもう名前を忘れた。
何でも松坂と高校時代にバッテリーを組んでた野郎だそうで、
オバカトリオだかなんだかそういう目出たいユニットで
一発あてたそうだ。オレも一発あてたいね。
さらにその野郎君はものすごい人気者だそうで
ブログのアクセス数でギネスを持っているとかいうのだから驚いた。
ギネスってのは世界一ってことでしょう。
何でこんな男のブログが世界一になるのかまったくわからない。
いっちょチェックしてみるか。

いきなり脱線してしまったけど、
そういうわけで姉貴のテレビ鑑賞にお付き合いをすることになって、
オレもいかに現在のテレビ事情が芸人に蝕まれているかなどということを
その出没率の多さをもって目の当たりにすることになったのだが、
先日そういうお笑いじみた番組をみていて、はっ、と気づいた。
前に書いた「的な」を使いたがる的な世間の源流がここにあった。
つまり、お笑い芸人だちが率先して「的な」スキルを披露している。
どうやらみんながその「的な」スキルを安牌として使用。
みんなが使っているからそれがもはやスキルではなくて、
単なる語尾同様になっているみたいだけど、
「的な」で芸人がしめるとエキストラの笑いが
必ず起こっているようである。
なるほど芸人は日本語を作っていくのかもしれない。
けしからんな。メディアがこの調子だから
こりゃ、いよいよ中学生も高校生も大学生も当り前に使うわい。

別に若者に限らずオレの世代の人間もオレも使うわい。
これはまあ、口語というやつで、まさかいいオトナになりゃ、
「的な」スキルを文章で使うヤツはそうはおるまいと思う。
だけどやっぱり年齢相応の言葉遣いってのはある。
この間オヤジの車で引越作業をコソコソとやっていた時、
たまたま聞いてたラジオで何とかゴロウという博学のおじさんが
この「的な」スキルをサラッと披露していたので
何だかムカついた。そんなことでカッカすんない。
だけどね、年齢的にちょっと躊躇ってほしかっただけなんだ。

実家暮らしもまだ始まって2週間しか経ってないけど、
やはりこの感じ、今までのつましい生活スタイルに比べると
天変地異的な、甘い汁的な、このままでいいのかい的な。



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