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未来世紀メキシコとジュピテルダンス

昨年の未来世紀メキシコとの出会いは衝撃的であった。
偶然とタイミングが相乗効果を果たして
急速にいろいろなことをお互いに分かち合うことができた。
とは言っても音楽の話しをやたらめったらに話したというだけではなく、
居心地というか波長がお互いに合う部分があったためであろう。

とりわけ四国松山出身だというEKDとDOC.KOYAMANTAD両氏の
ゆっくりと落ち着いた雰囲気は今まで音楽で知り合った人間の中でも
稀有な存在感で、堂々と、新鮮で、刺激的であった。
そして勿論彼らの音楽センスが丁度父のラテン音楽を意識し始めた
昨年の新作リリース当時のオレのバイブスをくすぐるのだった。
二人ともトーマスマプフーモの音源を持っていたという事実だけで、
オレは大興奮だった訳だけども。

昨日渋谷で彼らが主体になってやっているパーティーに顔を出した。
いつも、彼らのイベントは飾らない感じが素晴らしい。
何よりそこに集まる人間の顔がいい。
通常こういうDJイベントに来てみると、付合いでその場にただいる、
というような人間が結構いる。
またはオシャレで構えている人がいっぱいいる。
または性的バイブスだけで来ている人がいたりする。
性的バイブスは大変結構なことだけど、
それはまあ音楽の二の次でいいとして、
彼らのイベントにはそういう不自然な感じでその場にいる人が少ない。
みんなホントに楽しそうだ。オレも楽しいよ。

メキシコ_01

このオトコがDOCでオレの中の昭和オトコストライク像。

メキシコ_02

そしてEKDの生ライブの模様。会場は大盛り上がり。
右からEKD、パーカッションのtinnen、奥がマスターSAUJI。
オレが2008年最も影響を受けたプロジェクト。

メキシコ_03

で、これは脱線してDVDなんだけど、2008年最もよかった映像作品。
これもまた未来世紀クルーに教えてもらった逸品で
コンゴのゲットー音楽のドキュメント映像だ。
楽曲のクオリティーの高さとワールドグルーブのミックス具合が
最強であり、強靭であり、深く美しくもある。
ラップをキックする女性も登場するがこれが全然侮れない。
切れ味するどく、やはり飾らない感じで、顔もイカしてる。

EKDのパーカッション担当のtinnenはアフリカ音楽通で、
会う度にアフリカ音楽の情報を的確に教えてくれる。
オレは今までアフリカ音楽を話せる知り合いが数えるきりいなかったので、
これは本当に嬉しい。サークルを作ろうと彼と盛り上がった。
「来年コンゴに行く」とtinnenは語ってくれた。
オレも行きたい。
アフリカに行くのはオレの現段階での夢になっている。
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