fc2ブログ

STAFF BENDA BILILI



そういえばこの間メキシコのtinnenが
「長尾君、STAFF BENDA BILILIの新譜出たよ」
と、いつも通りのハイキーで。
スタッフベンダビリ、、、はて、何だっけ。
すかさずtinnenが、あのコンゴのジュピテルダンスの、
と教えてくれるのだった。

STAFF BENDA BILILI(スタッフベンダビリリと読むのかな)は
前回のブログで紹介したコンゴのスラム音楽のドキュメンタリーに
登場するコンゴの路上生活者で障害者の人達のみで結成されたバンド。
障害者がバンドをやるのは珍しくないかもしれないが、
このSTAFF BENDA BILILIの音楽は驚くほどハイクオリティーだ。
それに、こういう見方がいいか悪いかわからないが、
彼らはルックスからしてすごくクールなんだ。



オレも詳しく調べたわけじゃないから偉そうなこと言えないけど、
youtubeの映像なんかは沢山アップされているのでチェックしてみて。
多分一番有名な曲

アフリカ音楽を多くの人に知ってもらいたい、という願望が
アフリカ音楽を知ってからというもの徐々に芽生えてきていて、
それはそれでいいんだけど、
アフリカのアーティスト名って発音がわからないから覚えられない。
それで人に伝える時なんかも発音の仕方に自信がないから
非情に困ってしまう。

ジュピテルダンスというのもオレはジュピターダンスだと思ってて、
だけどtinnenがあの印象的な笑顔でもって「ジュピテル」と発音した時に、
あ~、なるほどコンゴ式に発音するとerの発音が変なんだなと推察した。
この程度ならまだいいけどかの有名なユッスー・ンドゥールなんかは
日本人の言語感覚からいくと発音に躊躇する典型的なパターンで、
ンドゥールっていうはNから始まって「N'DOUR」と書く。
Nから始まる言葉はアフリカのアーティストの名前でも結構よく目にする。

STAFF BENDA BILILIも初め聞いた時は覚えられなかったんだけど
(特にBILILIの部分が)、何で覚えたかっていうと、
tinnenからこのバンド名を聞いた後日amazonからの営業メールが来ていたから。
この営業メールってのが曲者で、その存在は先月の中頃オレのメーラーに
初めてそれが届いていたから知ったんだけど、
前回のamazonでの買い物の履歴を元に多分自動的に生成、送信される広告で、
「これこれを買った人にオススメしたい一枚」とかいって
同じアーティストの別の作品をプッシュしてくるんだ。
大好きなトーマスマプフーモのCDをamazonで買った履歴を辿られたらしく、
トーマスマプフーモの1stと2ndが再発するから買わないか、
という営業メールだった。
オレはそんなメール初めてだったから、
ふざけんな、そんな営業で庶民の財布は緩まねーぞい、
と思って削除しようとしたんだけど、
そんな倹約的な自分をすぐに訂正してワンクリックで購入。
だってこんなに欲しいCDなかなかないからなー。
してやられた。結果はオーライだからむしろ痛快だけど。

で今回またこの営業メールが来ていて、
それが今紹介してるSTAFF BENDA BILILIの新譜の営業だったんだ。
でもオレ、このバンドのCDをamazonで購入したことないから、
ということは過去の買物履歴から同一のアーティストの営業するだけで
事足りず、このアーティストが好きだってことは
このアーティストも好きだろうっていう
今ネット音楽市場でよく目にする類推型の検索機能が働いてるんだな。
オレがアフリカ音楽好きなんだろうということを、
amazonは恐らく自動的に認識してやがんだなー。
これだからバビロンは嫌になるけど、
今回も悔しいじゃないか、あ、これtinnenがオススメしてくれたヤツだ、
と思って舌打ちしながらワンクリックで購入。
買物ってタイミング逃すと後悔することも多々あるからね。
結局のところ今は商品が届くのが楽しみで仕方がない。悔しい。
スポンサーサイト



プロフィール

アクセル長尾

Author:アクセル長尾
赤い疑惑の活動報告
およびアクセルの手記
赤い疑惑WEB

最新記事
カテゴリー+月別アーカイブ
 
リンク