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扁桃炎闘病記1〜喉が痛い!まさかの入院!

1月9日、数日前より違和感があった右喉の痛みが一昨日あたりから激痛に変わり、唾を飲み込むのも痛くなった。一昨晩はそのせいで気道にも異変があるのか夜中何度も起きてしまったし、昨晩も同じく1時間毎に目が覚めてしまい苦しい夜を過ごした。

今日は仕事で、朝は幸い賄いの蕎麦だったので何とか食べられたが味がいつもと違って美味しく感じられなかった。勤務中から次第に声を出すのが困難になり出し、昼はパンを食べようとしたが喉の痛みはピークに達してきたようで口を開けるのも咀嚼も苦痛でしかない。買ってしまったモノだから無理矢理食べたが、味わうなどという贅沢な感覚は抱けず、泣きそうになりながら半端に咀嚼した固体を激痛を堪えて嚥み下すしかなかった。そして次第に痛みは右耳にまで達し始めた。

こんな日に限って仕事のスケジュールはハードで11時間くらい働いてクタクタになって帰宅。熱を測ると38.5度。ピーさんが用意してくれたお粥を口に運ぶものの結局それすらも苦痛でほんの数口で辞めてしまった。飲み物も飲めない、唾も飲めない、幸い明日から2連休なので明日の朝一で病院に行くと決意。風呂には入らず、ピーが風呂に入る間の子守りを余力で踏ん張るも、マスク姿で熱持ちの父ちゃんは嫌なのだろう、抱っこし続けてもずっと泣かれてしまう。

耳まで痛くなってしまったので、今度は横になるのも工夫が必要になった。私は普段腰痛の関係で枕を使わないで寝ているのだが、この喉と耳の痛みのせいで枕なしだとどうしても横になると苦しい。部屋にあった薄めの座布団を2つに折って右側を下にすると何とか横になれた。

日中から唾も飲み込めなくなっていて、唾が口に溜まるたびに何とかして吐き出していたのだが、そんなことでは眠れないのでバケツを枕元に置いて横になってみた。身体は草臥れているので眠ったが、やはり何度も起きては唾を吐いたりした。喉から耳にかけての違和感が尋常でなく、痰も絡んでいるような気持ち悪さが振り切れないのだが、痰をオエっと出すのも相当な痛みを覚悟する必要があるし、実際やろうとしても痛さでうまくいかない。

うつらうつらして、眠ったとおもったら呼吸が苦しくて目覚めて唾を吐き出し、時計を見て、まだ1時間しか経ってないのかよジーザス、とそういうことを繰り返して朝を迎えた。

熱は変わらず38度代を維持しておりボーっとしている。ピーさんが用意してくれたカリンの蜂蜜湯を痛みを堪えて少しずつ飲む。もちろん朝食は摂らずインタネットで予約した近所の耳鼻咽喉科に向かう。

実は2日前にこの喉の激痛は単純な風邪ではないかもしれない、と密かに思い始めていた。昨年の夏に、主に子供か、余程免疫力の低下した大人じゃないと感染しないという溶連菌、というウィルスにかかった時も似たような喉の激痛と39度代の高熱が出た。高熱が出るのが溶連菌の特徴なので、今回の場合は何だか違うような気がしていた。

何だろうと思いを馳せていた時、昨年同い年の同僚が扁桃炎という病気にかかり、飲食ができなくなって会社を休んだことがあったことに思い至った。扁桃炎じゃないか、他に喉の痛み系の病名を知らないのもあって私はそういう風に決めていて、溶連菌の時に親切にしてくれた保谷の内科に受診しようと思っていた。

しかし、昨日私のツイートを見た友人から、喉だけじゃなく耳まで痛いなら咽頭炎の可能性もありますから耳鼻咽喉科がいいですよ、とアドバイスをもらった。それで調べてみると確かに咽頭炎というのも疑わしいし、そもそも扁桃炎でも耳鼻咽喉科で対応してくれることが分かり、急遽田無の、行ったことはないが評判の悪くなさそうな、割りかし新し目の耳鼻咽喉科を予約したのだった。

ネットで予約したのでおよその待ち時間も把握でき、家を出るのも待ち状況を見ながらでよいので、受付をしてから程なくして診察してもらえた。

私より幾分若そうな、そして対応も嫌味のない医師で、私が書いた問診を見て、すぐにある程度予想がついたらしく、とりあえず口の中を覗き込んだ。
「これは扁桃炎が悪化してますね。扁桃炎には段階があって薬だけで治せる段階もあるのですが」
私の予想は外れてなかった。病名がついて何だか少し安心した。医師が続けた。
「扁桃炎が悪化すると扁桃腺の周囲までが腫れてきます。で、さらに悪化すると腫れている部分に膿が溜まっちゃうんですよ。長尾さんの場合、そこまで来てます」
私は安心したのも束の間、ことの深刻さに目の前が暗くなるようだった。
「これがさらに悪化すると気道を圧迫して呼吸困難に陥ります。可哀想ですが入院を強くお薦めします。」
おぉぉ、マジですか、まさかの入院宣告。医師がちょっと気道を見させてください、と俄かに細くて節のついた鼻カメラというのを、私の断りを得て鼻に押し込んでいった。違和感はあるが大して痛くもない。
「このモニターでカメラの映像を確認できるので是非ご覧ください」
というのでモニターに目を向けると私の鼻毛が極太にウジャウジャと、しかもハナクソを絡みつかせて投影され、大変見苦しい。鼻のテッペンまで行って折り返して、もうよくわからない肉の襞の連続である。そのうちに、コレが喉ボトケです、とM字の粘膜が写し出されたがM字の片方の山が明らかにだらしなく垂れ下がっている。それが膿で腫れた箇所らしく、応急処置として、そこに注射針を刺してできるだけ膿を摘出します、と恐ろしいことを言われる。

私は多少臆したが、この苦しみから少しでも早く解放されるのであればと容認。霧状の麻酔を口腔内に吹きつけられて、イキマスヨ、という医師の掛け声と共に針の刺さる痛みを覚えるがのたうち回る程ではない。刺した注射器を医師がそっと引っ張り何やら吸い出してる感覚が伝わる。これはなかなか痛い。はい、と言って引き抜いた医師が見せてくれた注射器にはドロっとして黄味がかった白い液体が溜まっていた。

どうですか、多少違いますか、と医師に尋ねられ、唾を飲み込んで見ると幾分引っかかりが緩和された気がする。それでもまだ膿は大分残ってるようで、後は入院先の医師にお任せする、ともう私の役割は終わったかのようなことを言う。残った膿は入院先で同様に針で摘出するか、ことによると切開で一気に取り出す必要があるかもしれない、とまた私を脅かし、では紹介状を書きますから、受付で待っててください、と締めくくった。

私は待合いに座り、もうすっかり入院することに観念していた。入院はしたくないです、などと抵抗する余地は幾らでもありそうではあった。しかし私自身がこの苦しみに相当に参っていたし、呼吸困難なる物騒なワードをちらつかされたら、いくら自然治癒力を標榜する私でもビビってしまった。入院となれば仕事を休まねばならなくなることとピーさんに迷惑かけることを、一瞬不安に思わないでもなかったが、事情を伝えればなんとかなるだろう、と大人しく医師の言葉に、はい、と首をうなだれるしか仕方がなかったのだ。つづく
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