飛田新地
飛田新地というところが大阪の西成地区にある。
有名な場所なので赤い疑惑の関西ツアーの折に寄ったことがあり、
噂通りの異様な磁場を感じてオレは内心ドキドキしていた。
狭い土間の向こうに年増のオンナの人が毛布をかけて座っていて、
その脇に電気ストーブがあり、その電気ストーブの向こうにはおばちゃんが座っていた。
そんな気がするだけで、実際はどうだったか定かには覚えていないし、
ジロジロと観ていいモノではないという本能的認識が働いていたので、
あまりしっかり視界に収めた訳ではなかった。
その飛田新地(いわば浮き世から決壊で隔てられたようなアソビバ)のことを
ラップにして唄っているヤツがいてビックリした。
オレの大好きなSHINGO西成だった。
それにしても完成度の高いPVだな、と久々に国内アーティストの動きに刺激を受けた。
前々からヒップホップのPVは力作が多いよな、となんとなく感じていたけど、
このビデオを観てそれを痛感したし、そういうヒップホップの文化
(楽曲からプロモーションまでを全部自分達のクルーで賄う)に感心せざるを得ない。
SHINGO西成の所属しているライブラプロダクションだろうか。
映像が綺麗で思わずうなった。
この、飛田新地の、清潔に整然と並んだ建物としての美しさ、
実際行った時にはわからなかったそういう部分を描いているのが凄いな。
昔、ブルーハーツが円周率をずっと唄い続けるふざけた曲があったのを思い出したけど、
この、店の名を羅列したラップと、関西弁でしか出しえないこのSHINGO西成のフロウは、
円周率の唄よりずっと面白いな。
まあ、とりあえず、見てみてよ。
有名な場所なので赤い疑惑の関西ツアーの折に寄ったことがあり、
噂通りの異様な磁場を感じてオレは内心ドキドキしていた。
狭い土間の向こうに年増のオンナの人が毛布をかけて座っていて、
その脇に電気ストーブがあり、その電気ストーブの向こうにはおばちゃんが座っていた。
そんな気がするだけで、実際はどうだったか定かには覚えていないし、
ジロジロと観ていいモノではないという本能的認識が働いていたので、
あまりしっかり視界に収めた訳ではなかった。
その飛田新地(いわば浮き世から決壊で隔てられたようなアソビバ)のことを
ラップにして唄っているヤツがいてビックリした。
オレの大好きなSHINGO西成だった。
それにしても完成度の高いPVだな、と久々に国内アーティストの動きに刺激を受けた。
前々からヒップホップのPVは力作が多いよな、となんとなく感じていたけど、
このビデオを観てそれを痛感したし、そういうヒップホップの文化
(楽曲からプロモーションまでを全部自分達のクルーで賄う)に感心せざるを得ない。
SHINGO西成の所属しているライブラプロダクションだろうか。
映像が綺麗で思わずうなった。
この、飛田新地の、清潔に整然と並んだ建物としての美しさ、
実際行った時にはわからなかったそういう部分を描いているのが凄いな。
昔、ブルーハーツが円周率をずっと唄い続けるふざけた曲があったのを思い出したけど、
この、店の名を羅列したラップと、関西弁でしか出しえないこのSHINGO西成のフロウは、
円周率の唄よりずっと面白いな。
まあ、とりあえず、見てみてよ。
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